Kingstonから発売されているゲーミングヘッドセット「HyperX Cloud Alpha」の開封記事を以前公開しました。
デザインや耐久性に関して申し分ない作りとなっており、これからヘッドセットを購入予定の方には検討リストに入れてもらいたいアイテムです。
しかしデザインや耐久性に優れていたとしても、ヘッドセットの使用感に関してはまだ触れていませんでした。
今回は長期使用してみての使用感レビューを紹介していこうと思います。
- HyperX Cloud Alpha使用感レビュー
- 装着感などに関してのチェックポイント
- 音質などについて関してのチェックポイント
- その他に思ったポイント
- 良い環境で遊ぶゲームは一味違う
- る〜子のおしまいコメント
HyperX Cloud Alpha使用感レビュー
それではこのヘッドセットの使用感レビューを書いていきます。
先に総評としては「大変満足」できるヘッドセットです。
どこがどう満足ポイントなのか紹介していきます。
Cloud Alpha - PS4、Xbox One、PCなどに対応するゲーミングヘッドセット | HyperX
装着感などに関してのチェックポイント
- 長時間の装着で痛くならないのか?
- 調整は頭の大きな人でもカバーできるのか?
- 耐久性はどのくらいのものか?
長時間の装着も問題なし
私は1日に6時間以上ゲームをします。
1人の時もあれば、フレンドと一緒に遊ぶ時も含めです。
盛り上がれば必然的にプレイ時間が延びてしまいます。
そんな長時間プレイでヘッドセットを着けていると圧迫感によって頭頂部や耳の周辺に痛みを感じてくる場合が予想されます。
しかしこのヘッドセットは長時間装着していても痛くなりません。
Cloud Alphaには低反発クッションをイヤーカップやヘッド部分に使用されています。
装着しても押し付けられる感覚ではなく、周辺を包む感じにカバーします。
だから長時間装着していても痛くならないんですね。
言い方が悪くなりますが、安物のヘッドセットだとクッション素材が良いものではないので圧迫が勝ってしまいます。
そのために長時間の使用にはあまり適さないはずです。
HyperXのヘッドセットはプロゲーマーも御用達のアイテム。
彼らが長時間ゲームをプレイすることを考えられ、改良を重ね続けてきました。
だからこそ長時間の装着でも不快な思いをしない作りに進化したのが、このヘッドセットだと私は使ってみてそう思いました。
装着感に関して、このヘッドセットは誰でも受け入れることが出来る作りです。
サイズ調整幅が広がったのはグッド
装着感の話に繋がりますが、このヘッドセットではサイズ調整幅が広くなりました。
私も比較的頭が大きい方なので、この仕様変更は嬉しいです。
実際に調節してみると、最大まで広げなくても余裕のある状態で合わせることができました。
調整にゆとりができたことからも圧迫感の軽減にも繋がったわけですね。
私以外にもレビューでは調節幅の狭さを指摘する声が挙がっていました。
メーカーはその声に答えるように、こうして仕様を変更して新しいモデルを出す所は交換が持てます。
丈夫なヒンジ部分
ヘッドセットを使い終わった後、所定の場所に戻す時も有れば雑に放置したままだったりします。
放置している時にうっかり踏んだり蹴ったり、その上に物を置いたりしてしまう時があります。
頻度は少ないですが、それでも雑に扱っていることに変わりありません。
物によってはこんな扱いをしていたらフレームが歪んで装着できなくなったりするかもしれません。
でもこのヘッドセットは耐えてくれています。
メーカーHPで「耐久性に優れたアルミニウムを使用」と書かれているだけあるなと思いました。
だからと言って、無茶苦茶な使い方を続けていれば壊れてしまうのは想像できます。
あくまで許容範囲内で雑に扱っても大丈夫って感じで受け止めてください。
音質などについて関してのチェックポイント
- ゲームの音はよく聞こえるの?
- ボイスチャットに付属のマイクは使い物になるの?
ゲームの音はよく聞こえるの?
装着感が良くても、肝心の音がダメならヘッドセットとして役に立ちません。
Cloud Alphaの商品ページにこのような画像が載せられています。
仕様として「低音用チャンバーと独立した中高音用チャンバーを備える」らしいです。
しかしこれを聞かされたところで、素人が音の良さを理解できるはずありません。
私自信、それほど音について語れるレベルではありませんが感想を一言。
バランスの良い音を出しています。
素人が困った時のコメントのような感想ですが、本当にバランスの良い音なんです。
FPSをプレイしていると良さが分かります。
銃を撃つ低音に寄せるわけでもなく、周囲の音に寄せるわけでもなく、ゲーム全体の音をバランスよく聞こえやすくしてくれます。
FPSだけに限らず、どのジャンルでもいい感じに調整された音を提供してくれているように感じました。
ボイスチャットに付属のマイクは使い物になるの?
オンラインマルチプレイをする時に他のプレイヤーとやり取りをする際にマイクが必要になってきます。
このヘッドセットにもマイクが付属しており、これを使えばボイスチャットができます。
付属のマイクにはノイズキャンセリングが搭載されているので、周囲の雑音をカットして音声でのやり取りを快適にしてくれるようです。
しかし、このノイズキャンセリングは専用ソフトを使わないと活躍しません。
PS4など家庭用ゲーム機で使う方にとっては、このノイズキャンセリングは機能しないと考えておいてください。
だからと言って付属のマイクが使い物にならないのかと言うと、そうではありません。
マイクとしての性能は十分に発揮してくれます。
このヘッドセットを使う前は別のイヤホンとマイクを使ってきました。
その時のマイクと比べると相手側からすれば変えたことがすぐに分かるレベルだそうです。
配信を考えている人はこれ以上のマイクや機材を用意するかもしれませんが、普通に誰かとボイスチャットをする程度であれば十分な働きをしてくれるマイクだと思います。
その他に思ったポイント
- ケーブル付属のリモコンは便利
- 値段が1万円を越えること
ケーブル付属のリモコンは便利
開封レビューの時にも触れましたが、ケーブルに付属するリモコンは便利でした。
手元でゲームの音量調節や、マイクのON-OFFが切り替えることができる。
ヘッドセットを買う時は本体の他にもこうしたポイントをチェックした方がいいですね。
あとケーブルも布巻きなので丈夫です。
断線の事を考えるとケーブルもチェック項目に入れておきたいですね。
値段が1万円を越えてしまう
このヘッドセットの唯一の欠点としては値段でしょうか。
これだけの仕様だと1万円を越えてしまうのも納得できるような気もしますが、やはり高いと感じる人が多いはず。
ヘッドセットにいくら出せるか人それぞれだと思いますが、HyperXのようなプロ御用達の物がこの価格で買えると考えれば納得できませんか?
安物を買ってすぐ駄目にするよりは、1つしっかりとした物を長く使うほうがコストパフォーマンスもいいのでヘッドセットはこれくらいが妥当かなと考えます。
良い環境で遊ぶゲームは一味違う
ヘッドセット1つを変えるだけでもゲームの楽しみ方が変わってきます。
モニターを新しくすれば視覚から得る情報が変わるように、音も変われば感じ方も変わるわけですから。
テレビのスピーカーの音で満足している人も、1つくらいヘッドセットを用意して音を体験してみると元に戻れなくなるくらい音に魅了されるのは間違いありません。
怖いのは、現状よりも良い物を欲してしまうこと。
こればかりは私がどうにか出来るレベルではないので、そこからは自分好みのアイテムを探してみてください。
る〜子のおしまいコメント
いかがだったでしょうか?
褒めてばかりの使用感レビューになってしまいましたが、それだけ欠点の少ないヘッドセットだという事です。
ヘッドセットを探している方や買い替えを検討している方の参考になればなと思います。
おわり