海外サイトが選ぶ2018年のクソゲーリストに仲間入りを果たしてしまったのが、
「聖剣伝説2 Secret of MANA」
オリジナルが思い出の1本な私として本当に残念で仕方ありません。
リメイクとしても低評価を受け、更にバグだらけで遊べないと言う最悪のタイトルとしてスタートしてしまったので、なるようになってしまったと言うべきでしょうか。
そんな今作ですが、最新のアップデートが配信さました。
聖剣伝説2 シークレット オブ マナ アップデート
システム面で不平譜面が後を絶たない状態の聖剣伝説2 シークレット オブ マナですが、最新アップデート1.03のアナウンスが来ていたので紹介しようと思います。
このバージョン1.03を適用して遊んだユーザーからはバグなどが解消され、やっと遊べるレベルになったという報告も見かけます。
人それぞれ感じ方は違ってきますが、最新の1.03を適応させた上で遊ぶことを勧めたほうが良さそうですね。
バージョン1.03アップデート内容
- アプリケーションエラー発生頻度の改善
- 特定の魔法効果が反転したままになってしまう現象
- 亜人種に対する武器弱点が適切に動作していなかった現象の改善
- 魔法動作、状態異常動作、味方AI動作の一部を改善
- 攻撃ターゲット指定が適切に動作しない現象
- 必殺技の攻撃範囲や判定について、一部適切に動作していなかった現象の改善
- 一部モンスターとの戦闘におけるカメラ位置の変更
- ゲームデータのロード後、メニュー画面内、魔法動作時、イベントシーンにおける表示の一部を改善
前回の1.02に引き続き、システム面でのバグを解消するための内容が主になります。
1度で全てを解決しろとは言いませんが、それでもまだこれだけの改善点が有ったのかと思うと残念に思えてしまいます。
バージョン1.03追加要素
- 前回使用したリングコマンドを初期位置として開くように変更
- リングコマンドで魔法を選択する際に、魔法の効果内容を表示
- ショップにて防具を購入する際に、現在の装備品との比較ガイド表示を追加
- 防具装備の際に、現在の装備品にカーソルがあう仕様に変更
- 攻撃の際に[MISS]と[ダメージ0]を切り分けて表示
- ロード画面において、最新のセーブデータにカーソルを表示
- ボイス再生時にキャラクターの名前が呼ばれる際、名前変更を行ったキャラクターの名前のみSEが再生される仕様に変更
- リングコマンドを開くことが出来ないタイミングでリングコマンドを開こうとした際に、NG音の再生を追加
追加要素を加えることで遊びやすくなるのはいいんですが、その前に修正すべき箇所を少しでも多く改善してくれる方をメインに考えてほしいかなと思うところもあります。
バージョン1.02アップデート内容
- アプリケーションエラー発生頻度の改善
- ブラックアウトした画面へキャラクターが転移する現象の改善
- キャラクターの色味が変化したままになる現象の改善
- 画面の半分が黒く表示される現象の改善
- HPが0の状態のまま 味方キャラクターが復活してしまう現象
- 特定のマップ において会話が終わらない現象
- 二階層になっているマップにおいて階層をすり抜ける現象の改善
- 一部攻撃と魔法の組み合わせにより敵の動作が停止する現象の改善
- 一部モンスターとの戦闘における弓の挙動の変更
バージョン1.02追加要素
今回のアップデート Ver1.02ではバグの修正だけでなく、追加機能も含まれています。
- リングコマンド画面における切り替えボタンのガイド表示の追加
- リングコマンド画面におけるリング操作中のキャラクターアイコンの追加
- リングコマンド画面、アイテムリングにおけるアイテムの効果表示の追加
アップデートの配信日
バージョン1.03の配信に関しては2018年7月30日の時点で、全ハード配信済みとなっています。
PC版だけは1.02となっていますが、内容は1.03と同じものになります。
アップデート後の反響
ようやくバージョン1.03が配信されたので、積んでいたのを引っ張り出してみました。
数時間プレイした感じ、今回のパッチでこれまで散々叩かれてきたバグはほぼなくなったようです。
同時にシステム周りの不便も大分解消されました。(中略)
ただ、あくまでマイナス評価だったものが普通になった、というだけです。
ゲームとしては追加要素ほぼゼロでのリメイク作品なので、SFC版が少し快適で綺麗な映像で楽しめるというレベル。
綺麗と言っても、PS2のゲームを軽くリマスターした程度のグラフィックです。(中略)
あと、やたらミスの多い通常攻撃や、敵の魔法連発はほぼ改善されてません。
これによる戦闘バランスの悪さは間違いなくマイナス要素です。総じて、原作は名作だったものの、今わざわざリメイクされた作品としては、(バグとシステム周りが改善されて)可もなく不可もなくといったところです。
出典元:Amazonカスタマーレビューより
まだバグが完全に改善されたわけではありませんが、レビューにも今まで目立ったバグは無くなったと報告されています。
しかしリメイクに対しては未だ厳しい意見が耐えないようです。
聖剣伝説の黒歴史は消えない
プロデューサーの小山田です。
まずは多数の問い合わせを頂きつつも、ご報告が遅くなってしまったこと、深くお詫び申し上げます。
本作の発売より、ユーザーの皆様から頂いている様々なご報告について、現在開発及びQAチームにて適宜検証を行っております。
本日告知いたしました1.02パッチの内容については、ゲームの進行に影響があるものを優先してアップデートする形で対処しております。
次回アップデートに対応していないご報告についても、適宜確認と検証を行っており、皆様のご意見を踏まえた今後の対応を検討中です。改めてユーザー皆様にはご不便おかけしますこと、深くお詫び申し上げます。
『聖剣伝説2 シークレット オブ マナ』プロデューサー 小山田 将
バージョンアップを重ねることでゲーム自体は良くなっていくとは言え、聖剣伝説2に刻まれてしまった黒歴史は消えることはありません。
特に発売日に楽しみにしていたユーザーの傷は深いものです。
100%バグのないゲームは存在しませんが、バグだらけのゲームを世に出して過去の名作を汚すのだけは避けてもらいたいですね。
る〜子のまとめコメント
小学生の時にスーパーファミコンで夢中になって遊んだ思い出のあるタイトルだったので、今回のリメイクには期待していました。
しかし蓋を開ければバグだらけに仕上がっていて、本当に残念でしかたないです。
アップデートを繰り返して、少しずつ本来あるべき姿に持っていってもらいたいものですね。
おわり