「一度抜け出した沼に2度もハマることなんて無い」そう思っていました。
ちゃんと注意して歩いていれば問題ないわけですから。
でも少しでも気を緩めていると、抜け出した沼にハマってしまう事だってあるんです。
やってしまいました・・・
カメラ沼に足を取られました
数年前にこの「カメラ沼」にハマってしまったがばかりに、一眼・ミラーレス・高級コンデジと意味もなく買い揃えて散財した過去を持っています。
カメラ沼の怖い所は、カメラ本体を買って沼から抜け出したと思ったらレンズ沼が待っているところ。
幸いにもレンズ沼は早く抜け出すことができました。
そして今、抜け出したはずのカメラ沼に再び足を取られています。
Canonユーザーになりました! EOS Kiss X5 を買いました。
EOS Kiss X9
「欲しいなぁ、買おうかなぁ」って思っているのがCanonのEOS Kiss X9です。
「行ってはいけない」と強く言われていたのに、家電量販店のカメラコーナーに足を踏み入れ、展示されているEOS Kiss X9を何度も触っています。
そのたびに「いいなぁ」って思いながらも、店員さんが近づいてきそうなタイミングで店を出るようにしています。
店員さんと話し込んだら終わりだなと言うストッパーは自分の中で働いているようです。
EOS Kiss X5とEOS Kiss X9を比較してみる
Canonさんの親切心と言うべきか、ありがた迷惑と言うべきか。
公式HP上でカメラの比較ができるページを用意してくれています。
現行機から生産終了モデルまで選べるので、買い替えを検討している時には役立ちます。
ここを見て、手持ちのEOS Kiss X5と迷っているEOS Kiss X9の気になるところを追っていこうと思います。
有効画素数や映像エンジン
有効画素数はX5の1800万画素に対して、X9では2420万画素と大幅にグレードアップしています。
でも有効画素数って高ければ良いってもんじゃないんです。
だって、最新のスマホで撮影された写真を見ても「綺麗」って思うでしょ?
例えば、iPhoneXには1200万画素のカメラが搭載されています。
画素数で言うと一眼にはかないません。それでも綺麗な写真は撮れます。
個人的には有効画素数の高さを見るよりは、カメラの脳に当たる映像エンジンに注目したほうがいいと考えます。
X9にはDIGIC7と言う映像エンジンが搭載されています。
X5に搭載されているDIGIC4から数えると3世代も進化したもの。
カメラが賢くなっているので、撮影の手助けをこれまで以上にしてくれることは間違いありませんね。
DIGIC7に関してはこちらのリンクを参照してみてください。
カメラの高感度を追求した、初搭載のDIGIC7とは | キヤノンG7 X Mark II
フォーカス
フォーカス方式も性能はグンッと良くなっています。
X9では「デュアルピクセルCMOS AF方式」が搭載され、それがまた凄いらしい。
デュアルピクセルCMOS AFは、キヤノン独自の半導体技術により生まれたAF方式。ひとつひとつの画素が独立した2つのフォトダイオードで構成されており、全有効画素からの情報を利用して、位相差AFによる高速合焦を行うことが可能です。
出典元:キヤノンHPより
これを読んだところでカメラの知識が豊富でなければピンッと来ません。
初心者さんは写真を交えた詳細ページを見て凄さを知りましょう。
キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ EOS M5|高速AF
連続撮影速度
個人的には動いている物を撮影しないので、連射性能はあまり優先してみません。
しかし、これからカメラを勉強して被写体のレパートリーを増やしていこうと考えているので、注目してみます。
1秒間にX5では3.5コマしか撮れなかったのが、X9では5コマ撮れるようになります。
動いているものを撮るのに決定的瞬間を逃さないためにも1秒たりとも無駄にはできません。
1秒間に撮れる枚数が多ければ多いほど、決定的瞬間を逃さず撮れるので5コマになることは大きいですね。
ISO感度
写真は暗がりや夜に撮影することもあります。
ストロボを使えば問題ないんですが、使えない場所での撮影時にはISO感度は重要視されます。
X5では最大12800だったのが、X9では25600まで跳ね上がります。
これも数値が高ければ良いってものではありません。
ISO感度を高くすれば写真にノイズが発生してしまい、写真の見た目が悪くなります。
それでも設定値の上限が高いほうが対応できる場面も増えるので、X9の良さが見えますね。
本体の重さ
一眼は重いです。
そんな中でもEOS Kissシリーズは軽い方に入ります。
X5と比べるとX9は約100g軽くなっています。
実際に展示機を持ってみると、「軽い!」ってすぐ思いました。
この100gをどう感じるかは人それぞれなので、実際に店舗などで持ってみてください。
でも結局レンズ次第でこの100gの差は帳消しになってしまうような気もしますがね。
Wi-FiやBluetooth
最近のカメラでは標準搭載されているWi-FiやBluetoothなどの無線環境。
これは便利だと思います。
撮ってすぐスマホに転送してSNSなどにシェア。
これが今の写真を公開する手段なんです。
インスタにアップする写真だって、スマホのカメラから一眼に変えれば見違える写真を投稿できるはず。
写真を楽しむ機能としても、この無線環境の搭載はカメラにとって大きな魅力だと思います。
気になるポイント
EOS Kiss X5もX9も一眼の入門機です。
そのため、測距点は共に9点となっています。
ワンランク上の中級機、EOS Kiss X9iになると測距点は45点になります。
測距点は多ければ多いほどピントが合わせやすくなります。
ここは多いに越したことはないポイントなので、EOS Kiss X9の測距点9点ってところは気になりますね。
比較してみて
2台のカメラを比較してみました。
2011年に発売されたEOS Kiss X5と、2017年に発売されたEOS Kiss X9を比較するまでもなかったかなと思います。
映像エンジンやフォーカス方式は最新の物。
ISO感度も倍以上、上げることができるようになっています。
本体も軽くなり、無線環境の搭載は今のカメラに沿った形になりました。
比較してみて、尚更このEOS Kiss X9が欲しくなったのは言うまでもありませんか。
る〜子のおしまいコメント
恐ろしい沼に足を取られそうになってしまい、その事について調べていたら余計に足を取られてしまった気がします。
ガジェットは何でもそうですが、古い機種から新しい機種になるとその進化具合に驚かされます。

おわり