プレイステーション・ポータブル(通称PSP)をまだ大事に持っている方は結構居るのではないでしょうか。
2004年にソニーから発売された携帯ゲーム機で、既に生産は終了しています。
私も当時はPSPをヘビーに使い倒しており、全部で3台所有していました。
今日まで大切に保管していましたが、とある動画を見て危機感を覚えます。
あなたが今持っているPSPもその危機的状況に陥っているかもしれないので、一緒にチェックしていきましょう。
PSPが爆発寸前!? バッテリーが膨張していないか今すぐチェック!
きっかけとなったのは1つの動画から
私が今回この記事を書くきっかけになったのは、こちらの動画になります。
▼PSPのバッテリーが爆発寸前になっている▼
YouTuberのMEGUMIさんが動画を通して警鐘を鳴らしていました。
この動画を見て、「うちのPSPも危ないのでは?」と思ったわけです。
もしかすると、私の知らない間に既に爆発しているかもしれませんが見ていこうと思います。
初代PSPは大丈夫?
私が初めて購入したのは、この携帯機とは思えないゴツゴツとした本体とズッシリと重みを感じるPSP-1000になります。
当時はこれを鞄に放り込んで持ち歩き、外で優雅なゲームライフを過ごしていたんですねぇ。
やはりPSPの分裂した十字キーには慣れなかったようで、アタッチメントを付けて使っていたのを思い出します。
バッテリーの膨張は?
「初期型はアウトでしょ」って思って取り出してみましたが、膨張は見られませんでした。触ってみた感じブヨブヨした感触もありません。
しかし膨張していないからと言っても、発売当時から入っていたバッテリーです。
このまま使い続けるのは怖いところがありますね。
ここは一旦本体から取り外しておきます。
アダプターのみで使用可能?
動画内でも紹介されていますが、PSPからバッテリーを取り外してもアダプターを接続すれば使うことはできます。
問題はちゃんと通電してくれるかどうかですね。
長い間使われること無く片付けられていたので、動かない可能性もあります。
実際にアダプターに接続して起動してみたところ、ちゃんと起動はしました。
しかしコネクター部分の接触が悪いのか、安定して使うことは出来ませんでした。
結果:バッテリーが無いと遊ぶのは難しい状態
PSPー3000は大丈夫?
次に登場するのは、私が2台目として購入したPSP-3000になります。
初期型と比べて軽量化もされ、持ち運びに便利になりました。
そして見てほしいのは本体に貼られているデコステッカー。
私は当時からToHeart2が大好きだったという証がここにあります。
裏には「このみのステッカー」がドンッと貼られています。
「るーこじゃねぇのかよ!」って言われそうですが、嫁は1人じゃなくてもいいんですよ?
これを当時の私は外に持ち出し、恥じること無く使っていたことにオタクの1人として誇りを持てます。
バッテリーの膨張は?
ちょっと写真では分かりづらいかもしれませんが、3000型のバッテリーは膨張していました。手で触ってみるとブヨブヨした感触もあります。
これは危ない状態です。
仮に気づかず充電していたら中身が飛び出し、爆発する危険性もあります。
本体から取り外しておきましょう。
アダプターのみで使用可能?
ちょっと画面が暗すぎて見づらいですが、アダプターを使用すれば電源は入りました。
しかしこれも初期型と同じようにコネクター部分の接触が安定しません。
結果:バッテリーが無いと遊ぶのは難しい状態
PSP goは大丈夫?
最後にふさわしいPSP本体と言えば、PSP goでしょう。
時代を先取りしすぎたハードと私は思っています。
UMDすら起用せず、ダウンロードソフトのみでしか遊ぶことができなかったハード。
今発売すれば受け入れられたかもしれませんが、本当に時代を見誤ったハードです。
ちなみに私はムギちゃん推しだったのが、ここでバレてしまいましたね。
バッテリーの膨張は?
他のPSPと違って、PSP goのバッテリーは分解しないと確認ができません。
「分解してもいいかな」と思ったんですが、分解したことによって不具合などが出てし
まうのは嫌だったので分解は断念しました。
とりあえず本体を触ってみた感じは目立った膨らみも見えないことから、恐らく大丈夫じゃないかなと。
もしかすると見た目では分からないが、中で膨張している可能性はあります。
確認できていない分、一番爆発しかねないハードになってしまいました。
アダプターのみで使用可能?
PSP goの場合はアダプターとコネクター部分がしっかりと挿さる作りになっているので
接触不良とは縁が無さそうです。
ちゃんと電源も入りました。
久々に使ってみると「面白いハードだなぁ」って思い出にふけりながら触っていましたが、やはり頭の片隅では「爆発するんじゃないかな」って考えがよぎってしまい、電源をすぐに落とします。
結果:問題なく起動は確認。しかしバッテリーの状態が未確認のため使用に難あり
バッテリーは今でも購入できます
「PSPをまだこの先も使って遊ぶんだ!」って考えている人も居るはずです。
ソフトも中古で未だ販売されていますからね。
しかし膨張した状態のバッテリーを使い続けるのはリスクを伴います。
PSPの新しいバッテリーを店舗で購入するのは難しいでしょう。
ここはAmazonなどの通販サイトをチェックすることで、型番を選ばず数多くヒットします。
価格も1500円前後で販売されていますが、気をつけないといけないのはどれも純正品ではないと言うこと。
そもそも純正品を手に入れることが難しいので、選択肢はありませんが。
当たりハズレの激しい商品になるので、レビューを参考に購入先を検討してみてはどうでしょうか。
使用済みのバッテリーはリサイクルへ
最後にこれだけは忘れてはいけません。
使用済みのバッテリーは所定の回収ボックスで処理をしましょう。
安易に一般ごみと一緒に捨ててはいけません。
PSPに使われているバッテリーはリチウムイオン電池です。
これをリサイクルすることによって、貴重なコバルトなどが再利用されます。
回収ボックスは家電量販店などに置かれているので、そこへ持っていくようにしましょう。
処理方法とリサイクル:小型充電式電池のリサイクル|一般社団法人 電池工業会
る〜子のまとめコメント
10年以上前に発売されたハードに入っているバッテリーなので、何かしら状態が変化しているだろうとは思っていました。
こうした劣化から使う・使わないにせよ、大惨事を招く可能性があります。
まだPSPを持っている方は1度確認してみてはどうでしょうか。
もし膨張していたら危険信号なので本体から取り外し、バッテリーは所定の場所で回収してもらいましょう。
おわり