1994年にバンダイから発売されたゲーム機。
それが「プレイディア」です。
サターンやプレイステーションで盛り上がる中での発売は挑戦的なものでした。
スペックとしても32ビットのCPUを搭載した高性能路線に反して、8ビットCPUにしコストを抑えると言う完全に「我が道を行く」ハードです。
価格も24800円と強気に出たのが裏目になったのか、表舞台で注目を浴びることなく静かに舞台を去ったハードでもありますね。
そんなプレイディアの後継機が2020年に海外で発売されると言う情報が舞い込んできました。
プレイディアの後継機「Amico」
冒頭からプレイディアの後継機として言ってきましたが、このAmicoは正確には1980年代にゲーム業界を賑わせたゲーム機「Intellivision」の新型になります。
発売は2020年10月10日を予定。
このAmicoの目指す路線がプレイディアに似ていたので、例えで名前を借りました。
家庭で安心してプレイできるようなビジネスモデル
Amicoで発売を予定しているタイトルは全て10歳以上もしくは全年齢対象になります。
残酷なグロテスクシーンやセクシーシーンは無いと言うことですね。
ハードの価格は149~179ドルを予定とし、ソフトの価格も2.99から7.99ドルと低価格。
そしてゲーム内ではDLCも販売をしないようなので、まさに家庭で安心してプレイできるゲーム機となるようです。
Amicoの特徴
- 21世紀型の2Dイメージプロセッシングとグラフィックス処理能力
- オンボードの自社製インタラクティブ・ライティング技術「Intellivision Prism」
- Wi-Fi,Bluetooth,イーサネット接続
- HDMIによるアウトプット
- 複数のUSBポート
- 拡張可能なハードウェアインタフェース
「これは凄い!」って感じるよりも、ピンッと来ないほうが強すぎて特徴の良さが分かりづらいのが本音です。
コントローラーが独創的
Amicoの最大の特徴としては仕様上のものよりも、コントローラーにあるんじゃないでしょうか。
まだコンセプトデザインなので変更される可能性はありますが、見た感じiPodのようなコントローラーに見えます。
現段階の仕様としては以下の通り
- Bluetooth接続によるワイヤレスコントローラで最大8台と併用可能
- フロント部分に3.5インチのカラー・タッチスクリーンを装備
- 方向キーの代わりにティルト式のポジショナルディスクと,側面のボタンで操作
- ジャイロと加速度センサー,スピーカーとマイクが内蔵
- フォースフィードバックも完備
- コントローラを本体の指定場所に戻すだけで充電できる
この仕様を見ると「Amicoすげぇ」って感じがしてきませんか?
新作の予定は無し?
Amicoは新型ハードになりますが、ソフトラインナップに新作の予定は今のところ無いようです。
現段階で予定されているのは、Atari用のクラシックタイトルを含む数十タイトルのみ。
仮に新作が出ないようであれば、149~179ドルの本体価格の見方が変わってきますね。
日本では発売されない
あくまでAmicoは海外で発売を予定しているハードであって、日本で発売をする予定はありません。
仮に発売したとしてもコアなファンしか買わないでしょうからね。
もし気になった方は、今後の続報を追ってみるのもいいかもしれません。
る〜子のまとめコメント
まだ発売は先になりますが、面白そうなハードが出ますね。
操作性も今までにないものっぽいんで、触ってみたい気もしますが海外に行かないと無理かなぁ。
発売予定のタイトルも1980年台に登場したものばかりですから、今遊ぶと新鮮味があるかもしれませんね。

おわり
Intellivision Amico - Reveal Trailer (2018)
