私の持つNintendo Switchは今やインディーズゲームをプレイするために有るようなものとなっています。
低価格なのに遊びごたえがある。
コストパフォーマンスに優れているのがインディーズゲームの魅力でもあります。
今回も1本のタイトルを購入・プレイしてみたので紹介したいと思います。
偽りの黒真珠
タイトル | ||
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偽りの黒真珠 | ||
発売日 | 2019年1月24日 | |
対応ハード | Nintendo Switch | |
ジャンル | アドベンチャー | |
価格 | 1000円 | |
メーカー | フライハイワークス | |
購入ページ | https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000014221 |
プロローグ:
東京は上野の公園にて、変死体が発見される。
被害者は、その公園を徘徊していた浮浪者。
主人公であるプレイヤー(刑事)とその後輩、開明寺ケンは、捜査を進めるうちに浜◯真珠(◯はかすれて読めない)と書かれた巾着袋を発見する。
それが伊勢地方で作られたものだと判明し、スマートフォンで検索すると3つの"浜◯真珠"が該当。
主人公たちは、早速伊勢志摩へと向かうのだった・・・・。
去年京都で開催されたインディーズゲームのイベント"BitSummit"で出展しているのを見てから注目していたゲームになります。
当初の予定では2018年内に発売されるはずでしたが、年明けすぐの発売となりました。
それでも無事発売してくれたことに一安心しました。
懐かしのコマンド式アドベンチャー
偽りの黒真珠はジャンルをアドベンチャーと紹介しましたが、正確に言うと「ファミコン風コマンド式アドベンチャー」になります。
"オホーツクに消ゆ"や"ポートピア連続殺人事件"と言ったファミコンで発売されたコマンド式アドベンチャーゲームを連想させるような作りとなっています。
「ファミコン風」と言うだけあって、ゲーム画面はドットで描かれ、ゲーム内で流れる音に関しても8bitサウンドを起用しているので懐かしさの塊のようなゲームに仕上がっています。
こだわりの説明書
ダウンロードソフトになるので実物はありませんが、ゲーム内で説明書を見ることができます。
この説明書の作りもファミコン風になっているので要チェックです。
使用上の注意に関してはカートリッジを想定した内容が書かれています。
実際には全く関係のないことですが、ファミコンのカートリッジを取り扱う上では重要なことでしたよね。
アドベンチャーゲームになるので道中で重要な情報が出てきます。
忘れないように記録するためのメモが説明書の最後に用意されています。
当然記入などはできませんが、この無駄とも言えるこだわりは素晴らしいと思いました。
ネタバレは御法度
詳しくゲームを紹介したいところですが、偽りの黒真珠は仮にも推理モノです。
選択するコマンドは多く用意されていますが、基本1本道なので誤った選択肢を選んでも事件が未解決で終わることはありません。
それでも道中どの選択を選べば進行するなどの攻略(ネタバレ)は御法度です。
進行するための答えとなるコマンドを探し出すのは遊んでいて億劫に感じてくるかもしれませんが、それも古き良き物の1つ。
事件の犯人は誰だったのか?
そして解決することで見ることができるエンディングを目指してプレイしてみてください。
あの漫画家も大絶賛!?
「ぼくは任天堂信者」でお馴染みのピョコタン先生も偽りの黒真珠を動画で紹介しています。
▼昔のアドベンチャーゲームっぽい新作『偽りの黒真珠』の感想▼
動画の後半ではメーカー側は「ロムでも発売したい」と言う意欲を持っている事にも触れられています。
個人的には是非実現化してほしいと思うので応援したいところですね。
る〜子のまとめコメント
ファミコンで発売されたコマンド式アドベンチャーゲームの雰囲気は100%に近いまでに再現されています。
それでいて価格が1000円で発売できたのは、パッケージ等のコストを抑えたダウンロード販売を選んだからでしょう。
偽りの黒真珠のロム版が発売されたらコレクションの1つとして購入を検討したいところですね。
おわり