7月6日に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会が『百舌鳥・古市古墳群』を世界文化遺産に登録することを発表しました。
国内の文化遺産は19件目、自然遺産とあわせて23件となるようで、大阪府の遺産登録はこれが初めてとなります。
古墳は学校の教科書で1度は見たことが有ると思います。
私の場合はこの古墳が自転車で10分程度の距離で見に行けるほどの近所にあるため、『近所の世界文化遺産』となりました。
近所の世界文化遺産の様子
「登録されたのはめでたい!」って事で、自転車に乗って世界文化遺産に登録された古墳を見に行ってみました。
今回登録された古墳群は、49の古墳が対象となっています。
中でも有名なのが最大の大きさを誇る『仁徳陵古墳』ですね。
教科書やニュースで取り上げられた仁徳陵古墳の写真や映像は上空から撮影されたもので、一般の人が見ることのできる古墳はこのように木の生い茂った様子でしか見ることができません。
外周を見て回ることも出来ますが、この情景が変わることが無いことも補足しておきます。
これを目的に見に来たとしても古墳はこのようにしか見えませんし、周辺に観光スポットもありません。
よほどの物好きで無い限り、これを生で見ようと遠方から来る人は少ないでしょうね。
上空からの古墳が見れない代わりに、近隣の小学校の生徒が作ったハニワの写真を載せておきます。
展望台から見える世界文化遺産
仁徳陵古墳を上空から撮影するのは無理だとしても、展望台から見るとそれに近い形で見えてきます。
その展望台とは堺市役所の21階になります。
ここは一般開放されており、誰でも無料で登ることができます。
しかし21階から見たとしても古墳はこのようにしか見えず、先の写真と比べると少し全容が分かるかな程度です。
やはり全長486メートルある仁徳陵古墳ともなると全体を見るためには相当の高さが必要になってきますね。
展望台からは古墳を見るのも良いですが、周辺の風景もこんな感じで見ることができます。
ほとんどが住宅や工場地帯になりますが、シンボル的存在としてあべのハルカスが見えますね。
最後に展望台の喫茶スペースで食べれる古墳の形に盛りつけされたカレーの写真を載せておきます。
る〜子のまとめコメント
近所に世界文化遺産が誕生したのは嬉しいことですが、あまりにも地味な存在のせいか紹介する内容も地味になってしまいました。
それでもこれから先、この古墳群は世界に認知された存在に変わりはないです。
それは地元民として胸を張って言えることでしょうね。
おわり