最近のゲームは実写と見間違えるほどのグラフィックを描いてきます。
本当に綺麗なんですが、ゲームはそこを見るべきなのでしょうか?
グラフィックが綺麗なのは当然として、やはり遊んでみて面白いと思えるのが大事だと思います。
今回紹介するゲームはそれを忘れているようにも思える1本です。
「The ORDER 1886.」というゲーム
2015年2月2日にPS4タイトルとして発売された「The ORDER 1886.」を遊んでみましたので、簡単なレビューを書いていこうと思います。
ゲームの設定項目が少ない
ゲームを始める前に確認しておきたい設定項目。
このゲームはアクションアドベンチャーに分類されますが、それにしては項目が非常に少ない印象。
ゲーム難易度は「EASY・NORMAL・Hard」の3種類から選択可能。
このゲームがどれほどの難易度かは分かりませんが、最高難易度がハードと言うことは
ノーマルでも難易度は高めに設定されているかもしれません。
オートエイムとは敵に狙いを定める際に補正が入るシステムのことですね。
この手のゲームに慣れていない人向けの救済処置でしょう。
もしかするとオートエイムが無いと狙いを定めるのが難しいかもしれないので、慣れて
いる人もオンにしておいた方がいいかもしれません。
そして字幕。
そもそもこのゲームは日本語音声しか収録されていないので、字幕は必要なのかなと思うところ。
人によっては日本語音声でも字幕を付ける人が居るので、この辺はご自由にって感じでしょうか。
難しくない操作性
このゲームの操作画面もチェックしておきましょう。
見た感じだとそこまで複雑な操作を要求してこないゲームの印象を受けます。
特に変更しないと操作しづらいってポイントは無いので、デフォルトのままで遊べそうです。
グラフィック重視の単調なゲーム
ゲームを開始すると「さすが現行ハードのタイトル!」と思える美しいグラフィックです。本当に綺麗です。
町並み1つ1つ細かく作られていますし、NPCだって衣装1つ1つが丁寧に飾られています。
ただ綺麗なのはいいんですが、肝心の内容が単調すぎて面白みに欠けます。
特に戦闘パートではQTEがメインとなり、ただタイミング良くボタンを押し続けるゲー
ムと化します。
登場する武器もハンドガン・マシンガン・ショットガン・ライフルの4つと少ないです。
あまりにも単調で簡単な戦闘パートなため、ゲームオーバーの心配が無いくらいですね。
細かな作り込みの甘さ
これはそこまで重点的に見るポイントではないと思いますが、ここまで高グラフィックで作り込むのであれば、鏡の映り込みくらいはちゃんと作っておいてほしかったかな。
他のゲームでは映り込みも可能なわけですから、このゲームで出来ないってことはないはず。
もしかすると探せばもっと細かな作り込みの甘さが見つかるかもしれませんね。
展開が早すぎる
ムービーを見る→エリア移動→ムービーを見る→戦闘パートと言ったルーティーンの繰
り返しなので展開が早いです。
更に操作する場面が少ないので、ほとんど勝手に進んでいるようなもの。
プレイしていくうちに「あれ?ゲームで遊んでいるんだよね?」と疑問に思う人も居るんじゃないでしょうか。
プレイ動画
実際にこのゲームをプレイした時の動画を残しておきましたので、参考までにどうぞ。
かなり人を選ぶゲームだと思うので、気になった方はプレイしてみてもいいかもしれま
せんよ。
現状の感想
まだこのゲームをクリアしていないのでクリア後の感想は変わると思います。
現状としては 面白く無い!
ストーリーも入り込みにくい内容で、進行しても繋がりが見えてこない。
アクション面も単調で、今までゲームを遊んできた人からすると物足りなさを感じます。
「グラフィックが綺麗」と言うよりは、「グラフィックしか無い」ゲームと言えますね。
ハッキリ言って価格に見合ったゲームではないかなと言うのが感想です。
The ORDER 1886.クリア後レビュー|不完全燃焼のストーリーから続編に期待させようとする無茶ぶりなゲームでした - る〜子のヲタく拝見
る〜子のおしまいコメント
スタートダッシュが非常に悪いゲームなので、最後まで遊んだ時に心境がどのように変わっているのか自分でも気になるところ。
またクリアした時に総括として感想をまとめようと思います。
おわり