知人からの勧めでリトルカブを購入しました。
しかし街乗り程度でしか利用していないため、購入から数年が経過しても走行距離はやっと400kmを越えた状態です。
もう少し乗ってやらないとリトルカブが可愛そうな気がしてきたので、思い切ってツーリングに出かけてみることにしました。
当日は快晴にも恵まれ、まさにツーリング日より。
はじめての事なので無事に帰ってこれるかと言う不安もありましたが、何事も挑戦しないと始まりません。
今回はそんなツーリングの珍道中のお話です。
リトルカブで行く滝畑ダムへツーリング
今回ツーリングの目的地として選んだのは「滝畑ダム」にしました。
調べてみると大阪でツーリングするのに持ってこいな場所のようです。
ダムも見応えありそうですし、周辺も緑豊かなエリアです。
快晴の下、周辺をリトルカブで走るだけでも楽しそうですよね。
方向音痴問題
目的地も決まり「いざ出発!」と言いたいところなんですが、1つ問題を抱えています。
それは、私が極度の方向音痴だと言うこと。
大げさに言っているように思うかもしれませんが、駅から徒歩1分の場所に行くのに迷って10分以上かかってしまうレベルです。
こんな人間がリトルカブに乗って、行ったこともない滝畑ダムに行けるとは思えません。
でもそこはちゃんと対策を練っています。
スマホスタンドを取り付け、ナビアプリをスマホにインストールして万全の状態にしました。
いくら方向音痴だからと言っても、ナビ通りに進めば行き帰りも迷う心配は無いですよね。
リトルカブで走る楽しさ
目的地も決まって、ナビもある。
万全の状態でツーリングに出かけました。
やはり乗ると「楽しい」の一言。
スピードを楽しむにしても50ccのリトルカブなので周囲から見ると遅いかもしれません。
それでも本人は結構な速さで走っている感覚なので、自己満足の世界ですね。
風を感じ、日光を直に浴びながら走る様子は自転車とはまた違った良さがあります。
結局は迷う
ナビを頼りに順調に目的に向かって走っているように思えたんですが、どうも進めば進むほど道が違うような気がしてなりませんでした。
それでも「ナビが指し示すなら間違いは無い」と言い聞かせながら走り続けた結果
道も舗装されていない凸凹の砂利道を走り続け、山道を突き進んでいました。
周囲には建物も無く、唯一見かけたのがこの工事現場でした。
行くときは綺麗だったリトルカブも山道を走ったことで泥まみれに。
スーパーカブなら泥が似合うイメージですが、リトルカブはお洒落に乗るイメージ。
まさか泥まみれのリトルカブに乗ってツーリングすることになるとは思ってもみませんでしたね。
山道を抜けた先に見えた風景
何度もハンドルを取られそうになりながら山道を抜けると、目の前に絶景が広がりました。
目に焼き付けたくなる風景とはこの事でしょう。
すぐさまカメラを取り出しシャッターを切っていました。
遠くの方ではウグイスの鳴き声も聞こえてきたので最高のシチュエーションです。
大自然を満喫できる環境に感動さえ覚えましたね。
滝畑ダムに到着
絶景を見ながら更に移動すると目的地である滝畑ダムに到着しました。
平日だったこともあってか、人はほとんど居ませんでした。
周辺を歩いた時の様子
滝畑ダム周辺を歩いた時の様子をカメラに収めておいたので、何枚か紹介しておきます。
これもまたさっきとは違った絶景が広がります。
ダムの全体像もカメラに収めたかったんですが、上手く撮影できる場所が無かったので1枚も取らずじまいでした。
ここが今回のツーリングで残念だったポイントかもしれません。
その分、こうした絶景を満喫できたので満足はしています。
帰り道はもちろん山道
滝畑ダムにも到着したし、周辺の絶景も撮影できた。
私の中では今回の目的は完了したので、帰ることにします。
帰ると言うことは、来た道を戻るということ。
「またあの山道を走らないといけないのか・・・」って一気にモチベーションが下がってしまいました。
もしかしたらナビが別ルートを示してくれると思い検索。
しかしルートは同じでした。
今思うと、別のナビアプリを使えば違うルートを示したんじゃないかな。
心霊スポットを素通りしていた
行くときは気づかなかったんですが、帰りに見覚えのあるトンネルに差し掛かります。
一見すると普通のトンネルですが、実はこのトンネルは滝畑ダム近辺に有る心霊スポットの内の1つ「第三トンネル」になります。
山道にあるトンネルなので昼間でも薄暗さがあり、少し不気味な雰囲気が漂っているようにも見えます。
これを夜に通るとなると、かなりの度胸が必要になりますよ。
「安易に心霊スポットに行ってはいけない」と 言われていますが、ここを通らないと帰れないので通ってきました。
そもそも行きも通っているので、憑いていたら既に憑いてますしね。
後日談になりますが、ツーリングから帰ると左目が一時的に開かなくなり痛みも走るほどの状態になりました。
もしかすると本当に何かが憑いてきたのかもしれません。
る〜子のおしまいコメント
いかがだったでしょうか。
はじめてのツーリング珍道中の模様を紹介してきました。
車でドライブするのも楽しいかもしれませんが、バイクで出かけるのも楽しいですね。
普段は街乗りだけですが、またどこか行ってみたくなりました。
リトルカブ仲間が出来れば、大勢でのツーリングもやってみたいですね。
以上、リトルカブに乗って方向音痴がツーリングに出かけてみた(滝畑ダム編)でした。
おわり