人喰いの大鷲トリコ
人喰いの大鷲トリコをクリアーしました。
総プレイ時間は約10時間くらい。
クリアー後の特典プレイ的なものも無いみたいなんで、1周遊び切りって感じでしょうか。
トロフィーについて
トロフィーを埋めるのは結構大変だと思います。
クリアー目前で1度進捗を確認したら0%だった時は驚きました。
プラチナを狙うなら2周は遊ばないといけないみたいですね。
初見でほぼ埋めるように意識して遊んでいたら楽しみ方が変わってくるんで、1周目はゲームを楽しむ方を優先してプレイした方がいいかもしれません。
ちなみに1周目クリアー時のトロフィー達成率は16%でした。
カメラワークは最悪
事前に『酔う』って聞かされてたんですが、これは酔うと言うよりはカメラワークが悪いんで画面が無意味に切り替わる率が高いです。
カメラが壁にめり込んだ視点になるのは頻繁にあるし、「どこの視点だ?」って画面になるのも珍しくないです。
遊んでいて酔うことは無かったですが、カメラワークの悪さでゲームの進行の悪さを感じることは多くありました。
トリコの動き
動いてほしいように動いてくれないんですよ。
後半になると多少は言うことを聞いてくれるようにはなるものの、それでもトリコの動き待ちって場面が多いんで、それがイライラする人も居ると思います。
この記事を書いた時にピックアップしたんですが、この人と動物との掛け合いもゲームの1部だと言われてるんですが、ちょっとここ力入れすぎなんじゃないかな。
でも言うこと聞いてくれた時の嬉しさは確かに有りました。
非力な少年
このゲームは戦闘がほとんどありません。
有ったとしても戦うのはトリコがほとんど。
動きもそんなに機敏ではないし、かと言って凄い力持ちってわけでもなく、普通の少年主人公。
よくあるアクションゲームをプレイしてきた人からしたら、主人公の力の無さに物足りなさを感じてしまいます。
逆にこの少年がパワフルなキャラだったらトリコの立場がなくなってしまうんで、そこもバランスを考えられて設定されたのかなと思います。
頭を悩ませる進行
このゲームの一番の難しさはギミックの少ない広いエリアに放置されることですね。
『何をどうやってゲームを進めればいいのか?』がノーヒント状態で進行されるんで、手当たり次第に動き回らないと答えにたどり着けないんです。
その上で先に書いたトリコや少年のハンデと言うか、操作の難しさが重なってくるんで初見プレイは本当に苦しめられました。
イライラするけど、それもまた良し
正直、遊んでいてイライラしながらプレイしていました。
何度も「ク◯ゲーじゃないのか?」って思うこともありました。
でもクリアーしたってことは、イライラの先に何かが有ったってことです。
謎を解い達成感?、強敵に勝った達成感?、ゲームをクリアーした達成感?
その『何か』って言うのは、プレイしないと分からないものかもしれません。
ゲームで遊んでいるとトリコは色々な表情を見せてくれます。
それもまたゲームを進める上での1つのイベントだと思います。
延期に次ぐ延期で待たされたタイトルではありましたが、待っただけの事はあったなと思えるタイトルだったと思います。
ICOやワンダと巨像が好きな人や少し違ったアクションをプレイしたい人にオススメのゲームなのでチェックしてみてはどうでしょうか。
おわり