当時iPhoneXのSIMフリーモデルを買うために軍資金が必要となりました。
そこで使わなくなったiPhone6とMacBook Air(2012年モデル)を売ることにします。
型は古いながらも少しでも足しになればと考えた結果です。
少しでも高値で買い取ってもらう方が嬉しいので調べていくと、1つの宅配買取業者を見つけ、買取依頼をすることにしました。
それが「買取アローズ」です。
この時は知る由もなく、1ヶ月この会社と戦うことになるわけです。
買取アローズと戦い続けた1ヶ月の記録
買取アローズに依頼をして同じように被害を受けている人が多く存在します。
しかし大体の人は諦めてしまい悔しい思いをしているはず。
始めに言っておきます。
「明らかにおかしい、間違っている」と思ったら戦うべきです。
諦めたらそこで終わってしまいます。
実際に私が1ヶ月この会社とやり取りを続けた結果の集大成を御覧ください。
あまりにも酷い査定額に唖然
商品を買取アローズに送ってから数日後にメールで査定完了通知が来ます。
そして承認方式を「自動承認」にしていたので、査定額が数日後に口座に振り込まれていました。
しかし、その振り込まれた金額を見て唖然とします。
HP上で掲示されていた金額に遠く及ばない額しか振り込まれていませんでした。
当然この査定に対して納得できません。
しかし自動承認を選んでしまった以上は何も言えず、諦めるしかない状態でした。
「同じように悔しい思いをしている」
知り合いのブロガーさんも被害を受けたことを記事にしていました。
「これは明らかにおかしい!」
HP上に書かれた嘘の買取金額に騙された人が私以外にも多く居る。
そこで私は買取アローズと戦うことを決意しました。
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繰り返されるやり取り
まずは買取アローズへメールで問い合わせることにしました。
しかし、すぐにこのメールが無駄な行為だと思い知らされます。
何度メールを送っても返信が無いからです。
いくら待っても返事の来ないメールでは埒が明かないと思い、次は電話で問い合わせることにしました。
しかしこれも無駄な行為となってしまいます。
何度電話で問い合わせても、明らかにマニュアル対応だと分かる応答しかしないからです。
完全に相手にされていない状態が何週間も続くと諦めムードになりつつあります。
それでも何度もメールと電話で問い合わせをしていくうちに進展がありました。
買取アローズ側から「1回目の査定額に対して+@させてもらう」といった内容のメールが送られてきます。
「長かった戦いも終わる」と肩の荷が下りたように思われましたが、それも結局は口約束でしかなく、その差額分が振り込まれることはありませんでした。
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最後の手段で対抗に出る
ここまで来ると素人ではどうしようもないと思いました。
そこで消費者センターに連絡をし、対応を任せることにします。
電話をして一連の流れを担当の人に説明。何か打開策が無いか話を進めます。
話を聞くと、やはり「自動承認」にしていたことは不利と言われます。
しかしその後の私の対処の中で最大の強みとなるものが生まれていました。
それは、口約束で終わった「差額を振込する内容のメール」です。
これを武器に消費者センターの人が買取アローズ側に直接連絡を入れてくれました。
もしこれでも駄目だったら諦めるしかありません。
訴えることも可能かもしれませんが、もう気力は残っていません。
問題は解決へ
それから数時間後、消費者センターの方から連絡が入ります。
それは吉報でした。
買取アローズ側とやり取りをした上で差額の振込期日を決めてくれたようです。
そしてもし、その日に振込がなければ再度連絡をしてほしいとのことでした。
でも安心はできません。
もしかしたら、また口約束だけでこの戦いは続く可能性はあります。
それから何日か過ぎ、ギリギリではありましたが口座に振込がありました。
この差額がどう弾き出されたのかは分かりませんし、HP上で掲載されていた金額にも見合いません。
これ以上を要求しても仕方ありませんし、私も疲れました。
ここで買取アローズとの戦いを終結しようと思ったわけです。
宅配買取を利用する際のアドバイス
買取アローズだけに限らず、宅配買取を利用する際のアドバイスをまとめておきます。
最低限ここだけはチェックした上で依頼をするようにすれば問題は起きないはず。
HP上の買取額は信じない
これを100%信じて買取を依頼してはいけません。
HPの更新をしていない場合もあります。
他店と比べて異常に高い金額を掲示している店舗は避けるべきです。
自動承認を選ばない
HPに掲載されている査定額を信じて承認方式を自動承認にしてしまうと、どんな状況であれ提示される査定結果を飲むことになります。
自動承認だとお金がすぐに手元に来ますが、トラブルが起きた場合は取り返しがつかなくなってしまいます。
ここは少し待つことになりますが、「任意承認」を選ぶことを強くオススメします。
間違いは正す
最初の方でも書きましたが、「明らかにおかしい」「間違っている」と思ったら問い合わせをしてみるべきです。
納得できる答えが聞けない場合は何度でも問い合わせをしましょう。
もし力及ばずな状態になったら、消費者センターのような相談に乗ってくれる場所もあります。
そこで相談して、今後の対処について話し合うべきです。
今回の件は詐欺に近い行為です。
多くの被害者が出ている以上、戦って正解でした。
間違いは正していかなければ良くなりません。
1人の行動が多くを救う場合だってあるので、諦めずに戦いましょう。
る〜子のおしまいコメント
いかがだったでしょうか。
同じように買取被害に合っている方も多く存在している事から、実体験を元に記事をまとめてみました。
愛用品を無造作に取られてしまう悔しさを減らすためにも、少しでも参考にしてもらえたらなと思います。
おわり