ゲームのジャンルによってはゲームパッド(コントローラー)で操作するよりも、アーケードコントローラーで操作するほうが遊びやすい場合があります。
しかし、ハードによって規格が違うため同じものが使えないのが難点です。
PS3とPS4も同じソニーハードなのに規格が違うため、別々に用意しなくてはいけません。
そこで今回は1台で全ハードに使えるアーケードコントローラーを注文してみたので紹介していきます。
MAYFLASH ジョイスティック F300
海外メーカーのMAYFLASHというメーカーから発売されているアーケードコントローラー「F300」を購入してみました。
目的としては格闘ゲームやシューティングゲームを遊ぶためです。
通常のコントローラーよりも繊細な操作をするのであれば、アーケードコントローラーの方が操作はやりやすくなりますからね。
そしてこのF300には他にはない機能があるのも気になったからです。
ほぼ全てのハードで使える万能機
このアーケードコントローラーの最大の特徴を紹介したいと思います。
一見すると他社と同じ作りのように見えますが、注目すべきは左上のボタンです。
左側にあるスイッチを切り替えることでPS4をはじめ、ほとんどの家庭用ハードで使うことが出来るようになります。
- PS3 / PS4
- Xbox One / 360
- Nintendo Switch
- NEOGEO mini
- PC
更にAndroidにも対応しているのでスマホやタブレットに繋げて使うことができるようになるのも特徴の1つです。
これ1台有ればハード毎にアーケードコントローラーを用意する必要性がなくなるわけですね。
連打も可能なTURBOモード
あまり使う機会は無さそうなので個人的にはオマケ要素として受け止めていますが、連打ボタンも設定できるようになっています。
TURBO1・TURBO2のスイッチを切り替えることで連打速度も変更可能。
シューティングゲームで活躍しそうな気もしますが、デフォルトで連射してくれる仕様になっているタイトルが多いので、やはり使う機会は少ない気がします。
レバーとボタンが交換可能
このアーケードコントローラーの嬉しい仕様として、レバーとボタンを交換することができるんです。
裏蓋は6本のプラスネジで固定されているだけなので、簡単に開けることができます。
中もそれほど複雑な作りではないので、交換作業も簡単。
三和電子製のレバーとボタンに互換性を持っているようなので、交換すればゲームセンターの環境に近い状態にすることができるようです。
Mayflash アーケードスティック F300 Elite
「交換するのが面倒」「もしかしたら壊してしまうかも」
そんな方には"Mayflash アーケードスティック F300 Elite"をオススメします。
こちらだと三和ボタンとサンワンアーケードスティックを採用しているので買ってすぐに快適な操作感を得ることができます。
あと地味に限定デザインを起用しているのもポイントですね。
F300の難点
多くのハードに対応することができ、スティックとボタンも交換が可能。
こんな完璧に近いアーケードスティックにも難点が存在します。
単体で使うことができない
一般的な物ならコントローラーをゲーム機本体に繋げばすぐに使えます。
しかしこのアーケードコントローラーは違います。
PS4で使う場合はこのようにデュアルショック4をアーケードコントローラーに繋がないと使うことができません。
その他のハードで使う場合は単体で使うことができるようですが、PS4はこのような手間が必要になり、そこはデメリットのように思えてきます。
このアーケードコントローラー自体が一種のエミュレーターのような役割を果たしており、それが全ハード対応できるようになっているんでしょうね。
すぐに使えない
PS4で使う場合を例に紹介します。
- デュアルショック4を使ってPS4を起動
- 立ち上がったらF300のPSボタンを押してコントローラーを再認識させる
ゲーム機を起ち上げたらすぐに使いたいところですが、このように2ステップの作業をしないと使えるようになりません。
この作業を毎回やらないといけないのもデメリットとなってしまいますね。
ボイスチャットができない
このF300にはイヤホンジャックが無いのでボイスチャットが使えません。
配信やフレンドと対戦する際には最大の難点となってしまいます。
上位モデルのF500にはアーケードコントローラー側にイヤホンジャックがあります。
ボイスチャットも視野に入れるのであればF500をオススメします。
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アップデートが必要
アーケードコントローラーとしては珍しいことですが、このコントローラーはファームウェアのアップデートが必要となる場合があります。
やり方としてはPCにこのコントローラーを繋いで専用ソフトで更新するだけと簡単です。
アップデートすることで不具合や対応ハードの追加など改善されるのは良いことですが、やはりここも手間と考える人が多いかもしれません。
使用感としては問題なし
細かな難点は持ちつつも、アーケードスティックとしての使用感は何の問題もありません。
先に紹介したように、こだわるのであればスティックとボタンも交換できますからね。
ゲーム機本体との接続に癖があるため、入力遅延があるのか気になりました。
しかしそこも気になるレベルでの遅延は感じないので大丈夫です。
まだPS4でしか試していないので、他のハードやスマホでも使ってみて問題ないか試してみようと思います。
る〜子のおしまいコメント
いかがだったでしょうか。
現行ハードからパソコン、そしてスマホにまで使えるアーケードコントローラーを今回紹介してみました。
ちょっと癖の強いコントローラーかもしれませんが、ハード毎に用意することを考えれば1つ持っておいてもいいかもしれませんよ。
おわり