前から欲しいと思っていた腕時計があります。
それは既に販売を終了した限定モデルでもあるので、新品も中古も簡単には見つかりません。
でも今回、奇跡的に入手することができたので紹介しようと思います。
スティーブ・ジョブズ愛用の腕時計『SEIKO シャリオ』
スティーブ・ジョブズ氏が身につけていた腕時計がSEIKOのシャリオというモデルになります。
オリジナルは1982年に発売されており、既に生産は終了。
極稀にオークションサイトで見かけたりもしますが、かなりの高額で取引されています。
そして2017年にはこの時計の復刻版としてSEIKOとナノユニバースとのコラボモデルが発売。
この時は2つのモデルが用意され、ケース径33mm(SCXP051)と37.5mm(SCXP041)が各1982本限定で登場しました。
こちらも今となってはプレミアアイテムとなり、オークションサイトに登場しては当時の価格(21600円)の倍以上で取引されています。
特にジョブズ氏が付けていたサイズと同じ33mmが人気です。
どちらも今となっては入手するのは難しい腕時計ですが、今回奇跡的にも良心的な価格帯で復刻版を入手することができました。
SCXP051モデルを手に入れた経緯
オークションサイトを見ていると33mm径のモデルを見つけました。
箱などの付属品は無く、腕時計本体のみ。
スタート時の価格は3万円。
付属品が無いのは残念でしたが、これは狙い目と思い腕時計の詳しい状態を質問。
クオーツ式の腕時計なので、電池切れは確実と思っていたら最近まで電池交換をして使用していたとのこと。
日常使用していたようなので、駆動系は問題なさそうです。
レザーのベルトは写真を見る限りくたびれた状態。
それだけ長く使ってきたようなので、大切に使ってきたことが分かります。
そして最後にダメ元で値下げ交渉。
まさかの3000円引きで27000円を掲示されます。
ここで迷う理由はなく、購入の意志を伝え手に入れることができた次第です。
SCXP051をチェック
こちらが今回ゲットした33mm径(SCXP051)のシャリオになります。
シリアルナンバーは1256/1982とかなり後半でした。
ちなみに腕時計のサイズは今だと40mm以上が主流ですが、昔は大きくても38mm前後が主流だったようで、メンズもレディースも当時はあまり関係ありませんでした。
本体の状態としては細かな傷がありますし、小さく塗装の剥げも見られます。
しかしジョブズは「ステンレスについた傷は美しい」と言っていた人なので、その意志を継いでこの傷も愛せそうです。
ベルトは写真で見たようにくたびれていました。
本来なら新品に交換するところですが、素材はレザーを使用しているのでクリーニングして磨けば続けて使うことはできるはず。
当時の価格からすれば少し上乗せは有ったとは言え、この腕時計を手に入れることができるとは思いませんでした。
「真のApple Watchを手に入れた!」と断言してもいいでしょうね。
る〜子のまとめコメント
前から欲しかった腕時計を奇跡的に入手できたのは嬉しい限りです。
分かる人には分かるアップル信者の証でもあるわけですからね。
クオーツ式の腕時計なので電池交換でいつまで対応できるか分かりませんが、これから長く使っていこうと思います。
おわり