とある資格を取得するようにと会社からお達しが出ました。
その資格というのは「DXアドバイザー」と聞いたこともないものです。
会社から取るようにと言われたものなので、欲しくもない資格取得に向けて「頑張るぞ!」と意欲は湧きません。
メリットとしては受験料や勉強に必要な教材は会社が用意してくれるので、一切お金を出すことなく挑めることでしょうか。
DXアドバイザー資格取得への道
まずは敵となる「DXアドバイザーとは何ぞや?」からになります。
この資格を取ればどうなるのかと言うと
- DX推進のために必要な基礎知識、実務知識を有していることを証明できる
- DX推進に必要な各分野の知識を、あらゆるビジネスシーンで役立てることができる
- DX知識の証として名刺や履歴書に合格の記載ができる
検定のHPにはこのように説明がされてますが、そもそも「DXって何?」を知りたいのにこの説明をされても分かりません。
DXについて知りたい方はこちらのサイトでも参照してみてください。
この知識を得て、仕事に役立てることができるようになるようです。
試験は90分1本勝負
DXアドバイザー資格試験は会場に空きがあれば好きなタイミングで受けることができます。
試験時間は90分。問題数は80問。
テストはパソコンを使って4択から答えを選んでいくCBTタイプ。
合格基準は正答率70%(70点ではない)
結果もその場ですぐに分かるので、結果を待たずに天国か地獄が分かります。
気になる1回の受験料は税込1万円となっています。
勉強方法
勉強で使用したのは、ITECが販売しているWEB教材で勉強をしました。
内容としては市販本の電子書籍版と講義動画がセットになったもの。
しかも使用期間が3ヶ月、ブラウザ上でしか使用できないのでオフラインで見たり読んだりすることができないのがデメリット。
そして価格は7700円。
会社持ちで用意してくれたのは助かりました。
使ってみての感想としては、やはりオフラインでしか使用できないことに加え、アクセス過多が原因なのか時間帯によっては勉強したい項目移動に時間がかかってテンポが悪くなります。
電子書籍で用意されている本に関しては紙媒体でも販売されているので、そちらを読み耽る方が良いかもしれません。
受験
2023.11.26
教材を使っての標準学習時間は約23時間となっていたのですが、触れてこなかった内容に唖然としながら1回目の受験に挑みました。
結果は見事に『不合格』
正答率47.5%と散々な結果でした。
最初は興味が無かった資格だったのですが、この散々な結果に火がついたようで、妙なやる気を出して2回目に向けて動き出します。
受験(2回目)
2023.12.24
妙なやる気を出し、1ヶ月間勉強をして2回目の受験に挑みました。
会社が受験料を負担してくれるのもこれが最後なので気が引き締まります。
結果は見事『不合格』
正答率68.7%と飛躍的な伸びを見せましたが、一歩及ばず。
私のDXアドバイザー取得への道はここで絶たれました。
やる気スイッチオン!
2回の受験に失敗した私はDXアドバイザーの取得を諦める・・・ことなく、やる気スイッチがオンになりました。
正答率68.7%まで来て諦められますか?って話です。
合格ラインギリギリでも、あと少し勉強すれば取得できるはず。
受験料などは個人負担になってしまいますが、ここまで来たら取得まで課金してやりますよ!
受験(3回目)
2024.2.18
ここから一人での戦いになります。
2回目の受験から1ヶ月、勉強に勉強をしての3回目。
結果は見事『不合格』
正答率66.2%を見た瞬間、「下がっとるやないか」と椅子から転げ落ちそうになりました。
三度目の正直ってなに?
受験(ラスト)
2024.2.23
自暴自棄になりながらも、周囲で取得した人にアドバイスを貰い、それも参考に勉強。短期決戦と意気込み、前回から1週間後にこれをラストにしようと4回目。
いくらでも課金するつもりでしたが、この時点で自腹合計4万弱使うことになるので5回目は無いと意気込んで挑みます。
結果は見事『合格』
正答率73.7%とギリギリな感じは否めませんが、合格は合格。
やっと肩の荷が降りたって感じですね。
長い戦いは終わった
大人になってからの勉強は興味を持つ分野なら良いんですが、全く興味のないジャンルだとやる気もですし頭にも入りません。
でも今回は例外のようなのか、勉強していくうちに興味が少しずつ湧いてきた気がします。
合格はしたものの、2回分の費用は自腹となってしまいましたが資格を取得したことで自分のスキルを得たので安い物だと思っておきましょう。
おわり