台風21号が日本を通過した際は大規模な被害が出ました。
なかでも関西全域で発生した停電は過去に類を見ないクラスだと言われています。
私も大阪に住んでいるので停電被害に会いました。
すぐに復旧するものとばかり思っていたのですが、結果として2日間の停電生活を過ごすことになります。
その時になって電気のありがたさが痛いほど身にしみました。
「備えあれば憂いなし」とあるように、停電の際に活躍してくれた物があります。
今回はそれについてのお話です。
モバイルバッテリーの選び方
こちらは私が所持しているモバイルバッテリーになります。
普段使いであれば1個で十分ですが、万が一に備えて予備として2個持つようにしています。
2つもあれば十分な気もしますが、台風21号の影響で大規模な停電に見舞われた時に、これらモバイルバッテリーを使い切ってしまい不自由したのを覚えています。
そこで今回、私は3つ目のモバイルバッテリーを買おうかと検討しています。
モバイルバッテリーも今や種類も豊富で性能も良くなっています。
「充電できれば何でも良い」と未だに思っている方は、その考えを改めたほうがいいですね。
ここからはモバイルバッテリーを購入する時にチェックしておきたいポイントをまとめて紹介していきます。
モバイルバッテリーの容量は多いほうが良い
モバイルバッテリーを選ぶ基準として「蓄電できる容量」をチェックしておきます。
ちなみに先程の画像にあるモバイルバッテリーの容量は10400mAhと20000mAhです。
一般的にスマホだと、約1600~3000mAh前後、タブレットだと約5000~10000mAh前後のバッテリーが搭載されています。
最低でも10000mAhのモバイルバッテリーを持っていれば、スマホなら約3回。
タブレットなら約2回はフル充電にすることができます。
更に安心したいのであれば20000mAhと容量の大きいモバイルバッテリーを選ぶことをオススメします。
Aukeyの大容量20000mAhモバイルバッテリーを紹介。長期の旅行におすすめ! - る〜子のヲタく拝見
重量や大きさがデメリットになる
覚えておいてほしいのは、大容量のモバイルバッテリーは大きく、重いです。
私の持っている20000mAhの物だと約390gになります。
一見すると軽いようにも思えますが、普段から鞄に入れて持ち歩いていると重さが日に日に負担に感じてくるかもしれません。
鞄の中も圧迫するので、携帯性もあまりよく感じないかもしれません。
その辺を理解した上で、大容量のモバイルバッテリーを検討してみてください。
出力の数値は大きいほうが良い
蓄電できる容量だけを見ていてはモバイルバッテリー初心者です。
モバイルバッテリーが出力できる「電力の大きさ」もチェックしておきましょう。
最近販売されている物の大半は既に2A以上になってきているので、必然的に理想的なモバイルバッテリーを選んでいるかもしれません。
逆に出力が2A以下の物は避けたほうがいいでしょう。
出力する数値が大きければ、それだけ早く充電できます。
充電が必要な場面は「急いでいる時」だと思うので、早く充電するためにも出力は大きいに越したことはありませんね。
あと出力する数値が2A以下だと物によっては出力値が足りず充電できない可能性もあります。
そこも注意が必要になってくるのでお忘れなく。
ポートが複数の場合は注意
モバイルバッテリーには同時に何台も充電できるようポートが複数個用意されている物もあります。
そうなってくると出力される電力も変わってきます。
合計出力で2A以上になっていたとしても、それは合計の話。
肝心なのは個々でどのくらいの出力が出せるかになってくるので、選ぶ際はそこもチェックしておきましょう。
ノートパソコンも充電できれば尚良し
モバイルバッテリーはスマホやタブレットを充電する印象ですが、最近ではノートパソコンも充電できる規格を搭載した物も発売されています。
出先で電源が確保できない場所でノートパソコンのバッテリーが切れてしまうと仕事をしている人にとっては死活問題です。
そうならないためにも、USB PD(USB Power Delivery)と言う規格を搭載した大容量モバイルバッテリーを選びたいところですね。
注目のモバイルバッテリー
ある程度はモバイルバッテリーの選び方も分かってきたところで、私が今注目しているモバイルバッテリーを紹介しておきます。
MOXNICE モバイルバッテリー
こちらは「10000mAhで買うなら部門」で選んでみました。
出力も大きく、USB PDにも対応。
しかしUSB PDに対応しているとは言え、10000mAhなので電源が見つかるまでの繋ぎ程度での使用を想定しています。
このモバイルバッテリーは搭載されている機能面に対して、価格が3000円を切る安さな点にも注目しました。
更に付属品として端末を充電するのに必要なケーブルや、収納ケースも付いてくるのも注目したいポイントです。
参考レビュー
10000〜13000mAhくらいで、常時持ち運べるモバイルサイズ、重さ、スマホやMacbookproに対応できるものを探していました。
特にモバイルサイズのバッテリーでMacbookproに対応したい、が入ると2018年8月時点だと機種がかなり限られてしまいます。
20000mAhクラスに行くと有るんですが、そんな重いのをいつも持ち運びたくないので。
これは、MacbookPro(2018、13インチ)で、普通に使いながら+10%は復活させてくれます。
普段持ち歩く、スマホやタブレット、ヘッドフォン、Macbookrpoなどあらゆるものに対応し、
モバイルサイズで緊急充電できて、入力も高速。今の所他の選択肢もなく、ベストバイだと思います。
個人的には、13000mAhあって欲しかったです。出典元:Amazonカスタマーレビューより
RAVPower モバイルバッテリー
こちらは「20000mAhで買うなら部門」で選んでみた1台です。
性能としてはこれまで紹介してきた内容に該当している事に加え、USBハブとして使えるオマケ要素があることに注目しました。
旅行などでパソコンを持ち歩く際にUSBハブを別途持ち歩かなくても済むので助かるのではないでしょうか。
値段は約7000円とモバイルバッテリーとしては高めとなりますが、それだけの仕事はしてくれそうですね。
参考レビュー
既にRAVPowerの26800mAhのPD対応バッテリーは持っていたのですが、先日電車内でMacBookで作業をしてしていてふと気がつきました。このバッテリーを持っていればUSBハブの機能もあるため荷物が減らせると。。。
ボタンを2度押しすることで、充電をしながらUSBメモリーやマウスなどを使用することができます。
MacBookは1ポートしかありませんので特にこの機能は助かります。惜しむべくは2つのポートが近接しているため、横幅のあるUSBメモリを使用した場合は2つ同時に挿すことができないのが残念です。
また、充電をせずハブだけ機能する仕組みがあれば尚良かったと思います。元々のバッテリーの出力は3.7V程度であるため、PD対応の高出力ではバッテリーの消耗が激しくなりがちなためです。
矛盾するようですが大きさももう少し小さくなれば良いとは思いました。しかし、それでもバッテリーとハブを2つ持ち歩くよりはコンパクトに収まります。
しばらくの間、毎日持ち歩くことになりそうです。出典元:Amazonカスタマーレビューより
災害を想定したモバイルバッテリー
これまで紹介してきたモバイルバッテリーは日常的に使える物を紹介してきましたが、災害などで長期戦を見越したモバイルバッテリーも検討しておいてもいいかもしれません。
そうなってくると10000mAhや20000mAhでは全然足りません。
だったら・・・
174000mAhまで行っちゃいませんか?
このPowerArQのようなクラスになってくると、大きさからしてモバイルとは言えな気もします。
でも持ち運べるように取っ手が有るのでモバイルバッテリー扱いしてもいいのかな?
常に日常的に使うことは無さそうですが、災害などの緊急時はもちろん、キャンプに出かけた時に電源があると便利そうですね。
出力形式もUSB・シガーソケット・AC出力と多種に渡って用意されています。
側面にはLEDライトも備え付けられているので、暗闇対策もバッチリです!
万が一に備えて一家に1台置いておきたいモバイルバッテリーだと思いませんか?
PowerArQについての詳細は下記リンクから御覧ください。
る〜子のまとめコメント
モバイルバッテリーは何個持っていても損なし!
普段使い用、予備用、予備の予備用と言い出したらキリがありませんがw
今回紹介したポイントを抑えつつ、自分の気に入ったモバイルバッテリーが見つかるといいですね。
おわり